ワーキン妊婦の出産議事録

仕事も妊婦も一生懸命

ベビーは突然に…

ベビーは突然に舞い降りた

この度、ベビーがやって来ました。

新しい会社が立ち上がって、仕事もようやく軌道に乗ってきた頃。

2ヶ月後には長期の海外旅行も控えていたし、まだまだやりたい事が頭の中にいっぱいあったそんな時でした。

 

きっちり毎月来ていた生理が来ない…

思い当たる節もなくもない…(これは後ほど)

けれど、心の準備が出来ていなくて、真実を確かめる勇気がない…

 

とりあえずレモンサワー

会社から帰ったら、夫が取り寄せてくれた妊娠検査薬をテレビの横に置いて、

 

「とりあえず、このドラマの最終回を見て、レモンサワーを一杯飲んでから検査しよう。」

 

ドラマに涙した後、グビッと飲みました。

 

このくだり、友人からは「なんでやねん!」と突っ込まれましたが、とにかく「今の自分」との突然の別れを惜しんでいたのです。きっと「今の自分」の感覚でこのドラマを見る事はもう出来ないし、お酒を楽しむ事も出来ないのだろうと思っていたので。

 

それから、深呼吸して、トイレで検査薬を使ったら直ぐにくっきり出ました。

 

震えました。

 

不安で不安で…

 

文字には起こせないくらいの色んな思いと不安で押しつぶされそうになりました。

 

妊婦モラトリアム

しばらく頭の中を整理して静かに過ごしたかったので、1ヶ月くらいは夫以外には誰にも言わずに過ごしました。

 

これから嫌という程、いろーんな大変な事が待ち受けている訳で、しかもほとんど自分一人でそれらを乗り越えて行かなければならない訳で、まずは外野無しでゆっくり考える、というのは自分にとって正解だったと思います。

 

じゃないと、キャパオーバーになってしまったかも。

 

時々、不安だったり、やりたかった事が出来なくなる悔しさを夫に涙で訴えつつ、夫と一緒にこれからのことをゆっくり話しながら過ごしました。